マックス(Metropolitan Aria Express)

ワシントン州ポートランドの中心部を走る鉄道。ダウンタウン内は路面電車。下記が路線図で、ブルーライン、レッドライン、イエローラインの3つの路線があります。中心地区は無料区間です(路線図のグリーンの部分)。中心部に車で入らないことを奨励するため、つまり環境問題の対策で無料区間となっているようです。料金は距離関係なく、1ドル30セント。2時間チケット、一日フリーチケット(4ドル25セント)もあります。

私はレッド区間を乗りました。

2007.10.8〜2007.10.11





レッドラインを空港から西へ


チケット販売機。購入した切符は右の小型の機械に通し、時間を刻印して乗車します。改札はありません。




AIRPORT
方向幕に色で、ラインがわかります。空港から出るのはレッドラインのみ。




空港からダウンタウンまでは、閑散とした風景を走ります。ハイウェーは朝のラッシュを迎える時刻。
アメリカ国内の時差があり、ポートランドの朝6時は、ニューヨークでは朝9時。東海岸を中心に経済が動いている
ために、朝の7時出勤の会社も多いようです。そのかわり、帰宅時間も早いですが。




上の地図の駅名に「P」の印があるのが「PARK&RIDE」。駅前に無料の駐車場があり、郊外から車で通勤
する人はここに車を停めて、街の中心に行く。車の渋滞緩和や、環境に配慮したシステム。ヨーロッパなどでは
当たり前のようですが、日本でも導入する地方自治体はあるが、根付いていません(たぶん)。




駅名の下の赤丸は、レッドラインを表してしいます。




ポートランドは自転車での移動を推奨しているそうです。車道脇には自転車専用のレーンもあります。
電車に自転車の持ち込みもOK。





自転車を置くスペース










Lloyd Center NE 11th Ave
ここから先は街中に入り、フリー(無料)区間が続く。





Pioneer Sqaer North
ポートランドの中心地。駅名の下にブルー、レッド、イエローの丸が見えます。ここは3線が合流するため
次から次に電車がやってきます。










札幌まで4,456マイル。ポートランドと札幌は姉妹都市です。ポートランドは雪はあまり降らないそうですが、
緯度は札幌と同じくらいです。





私が乗ったときは検札は来ませんでした。検札をするときは、車掌さんと、警察官が一緒に回るらしい。
キセルを繰り返すと、逮捕されるようです。通常時はワンマン運転のようでした。女性の運転手もいました。
はばかることなくコーヒーを飲みながら運転している姿があり、国の違いを実感しました。





車椅子で乗車するときは、ドア横のボタンを押します。




ボタンを押すと、こうなります。日本で駅員さんがやっていることを、マックスでは、ボタンひとつでできます。
バリアフリーは非常に進んでいます。このようなシステムを海外から視察に来ることもあるそうです。




夜になると、クラシックな街灯が雰囲気を作り上げます。










朝の風景。フリー区間はここで終わります。










住宅地に入っていきます。










次の電車の時刻を表示しています。





Berverton  TC
レッドラインの終点





Berverton  TC  駅前
駐輪場はありませんでした。





バスも自転車も運びます。




見ていただきありがとうございました。



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